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認知機能低下予防のための関り

訪問看護は利用者様の体調確認やケア、処置を行うだけではありません。

利用者様一人ひとりに合ったケア方法や関わり方などを、スタッフ間で相談し提供しています。

ある利用者様は、物忘れが増えてきているとの事で一緒に「脳トレ」に取り組んでいます。

間違い探しや計算、ことわざ問題など…

得意、不得意はありますが、なるべく沢山の問題に触れられるようしています。

今回は「穴埋めひらがな」に挑戦!!

「これは違うね~、こうかな?」と、しっかりとご自身で答えを考えておられます。

 ★★問題です★★

○に入るひらがなは何でしょうか。

 あ

に○び

 た

正解は「し」 ⇒ あした、にしび ですが、利用者様は「き」⇒ あきた、にきびと答えました。

これも正解ですね◎

また、お手玉やビー玉をお渡しすると、自然に手が動き出します。

昔みたいに上手にできないと、何度も挑戦されていました。

ビー玉を使った陣取りゲームで看護師が苦戦していると「こうやってビー玉を指で弾くのよ」と教えてくださります。

昔を懐かしみ、皆さん本当にいい笑顔で楽しまれています。

このような関わりの中でできていることや強みを見出し、快の刺激を与えていくことによる症状緩和や生活の質の向上などの目的を持って、これからも携わらせていただきたいと思っています。